Madoka Furuhashi

古橋まどかは1983年長野県生まれ。英国AAスクールにて建築を学んだ後、ロイヤルカレッジオブアートにて芸術学修士課程を修了。現在は東京を拠点に活動。
 主に、散策先で偶然に出会い、拾い上げた漂流物や、自身の庭で採集した植物、土のほか陶片、古裂などを収集、配置し、空間を構成する。また遺物、遺跡の修復、保存、復元技術から着想を得て、CTスキャン、3Dプリント、真空鋳造などの医療、産業技術の応用もする。近作に、自然、季節、環境との個人的な関わりから、生死について考察する「焚く、枯ぶ、渡る(2022年)」など。
近年の主な展覧会に「新・今日の作家展2023 ここにいる −Voice of Place」(横浜市民ギャラリー、神奈川、2023年)、「草枕」(個展、板室温泉大黒屋、栃木、2023年)、「メディウムとディメンションLiminal」(柿の木荘、東京、2022年)、「至るところで 心を集めよ 立っていよ」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2022年 [SCAI PIRAMIDEと同時開催] )、「DOMANI・明日展 /「DOMANI plus @ 愛知 まなざしのありか」(MAT Nagoya、愛知、2022年)、「El Nadir」(個展、オアハカ現代美術館、メキシコ、2019年)、「Narratives of Exchange / Exchange of Narratives」(アルンノス財団、メキシコ、2018年)、「Raw Material, Goods and Human Body」(個展、 iCAN、インドネシア、2017年)、「Il Quarto Stato」(個展、クンストハレ・ブリクシア、イタリア、2015年)、「木偶ノ坊節穴」(個展、資生堂ギャラリー、東京 / ヤリワールセン、イギリス、2014年)など。
助成受賞歴に、文化庁による新鋭芸術家のための海外研修制度(2017年)、CCA スカラシップ委員会奨学制度(2016年)、ポーラ美術振興財団若手芸術家の在外研修助成(2014年)など。

 

収蔵先には Comune di Passirano  (イタリア) がある。

 

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