Mari Katayama

片山真理は1987年埼玉県生まれ。自らの身体を生きた彫刻として捉え、セルフポートレートをはじめとした写真作品、精巧に手縫いされた布のオブジェ、映像作品など多様な作品を発表している。その作品は、その時々の作家の姿が映し出された自伝的要素を帯びる一方、作家自身の経験や思考の軌跡に裏打ちされた普遍性へと向かう意志が強く刻まれており、アートの垣根を飛び越えた横断的な共感を集めている。

2011年に『選択の自由』を掲げて立ち上げたアートプロジェクト「ハイヒール・プロジェクト」では、社会に存在する既成の枠組みを自ら更新していく実績を重ね、作品を通じた芸術的実践が社会と結びつく可能性を極めて具体的な在り方で提示する貴重な実例となっている。

主な個展に、「Mari Katayama -Display at Tate Modern, Performer and Participant」(テート・モダン、ロンドン、2023年)、「Mine and Yours」(Foto Arsenal Wien、ウィーン、2023年)、「home again」(ヨーロッパ写真美術館、パリ、2021年)など。

グループ展に、「Women in Photography」(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、ロンドン、2025年)、「QUELLE JOIE DE VOUS VOIR」(Les Rencontres d’Arles、アルル、2024年)、「Acts of Resistance: Photography, Feminisms and the Art of Protest」(South London Gallery、ロンドン、2024年)、「LOVE: Still Not the Lesser」(現代写真美術館、シカゴ、2023年)、「第58回 ヴェネチア・ビエンナーレ:May You Live in Interesting Times」(アルセナーレ、ジャルディーニ、ヴェネチア、2019年)、「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol.14」(東京都写真美術館、2017年)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、東京、2016年)などがある。

主な収蔵先は、テート・モダン(ロンドン)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(ロンドン)、コレクション アン トーニ デ ガールベルト(パリ)、国立国際美術館(大阪)、東京都写真美術館、森美術館(東京)など。2025年にはコミッションとして《tree of life》シリーズより6点がヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に新規収蔵された。

 

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